イギリスのロンドンからフランスに入り
スイスの山を超えて
長いイタリアを南に下りって
故郷のシチリア・パレルモを目指して
自転車で走っているという兄弟が現れた。
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彼らが到着したのは午後8時すぎ。

この日70km走った彼らは
わてがほかの巡礼者たちと
ディナーを食べている最中に現れた。

「腹減ったー。あ、でも食べ物は
買ってきたから心配しないで」

とかいって
テーブルにでかい丸焼きチキンを広げ
兄と弟、2人ならんで
ガツガツとむさぼり食う様は
なかなかいい風景だった。

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スペインも、日本のおへんろも含めて
巡礼業界では、
「ペリグリーノ(巡礼者)たるもの、
朝早く出発して午後早めに到着して休息すべし」
という風潮がある。
「遅く到着=だらしがない、無計画=ダメ」
と睨む人さえいる。
「個々のペースを尊重」とかいいながら
「こんなに遅く着きやがって」
と睨む輩がけっこういるわけよー。

わても
“ビリ出発ビリ到着派”
だったからね。
こういうのろのろ派の気持ちはよくわかり、
人生で仲良くなる人も
だいたいのろのろ派であり
ゆえにこういう若者は
応援したくなる。

ロンドンで皿洗い等のバイトをしていたという兄。
この夏、
シチリアの映画学校在学中の弟と
テントをかついでスペインのカナリヤ諸島を
旅している途中に
シチリアの家までロンドンからチャリで帰ると言い出した。

その話に合流した弟。
シチリアで待つ父が
弟のチャリをロンドンに送ってくれたそうな。
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↑ 机の下のコンセントから
充電しながら

生ゴミ箱の横に座って
シチリアの母ちゃんに電話する弟。


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翌朝、おにぎり弁当持たせたで~。
ごま、しょうゆ、ツナ。
ほかに、もいだトマトやバジルなど。

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出発 10:19AM 遅っ! 
(早い人5:30AM)


気をつけて走りなよ。
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ブエンカミーノ!
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