怒りのミカン The Angry Oranges

2021年04月

よし、パースを出よう!
と決めてからあわてて行った場所。
その1.
カゴシマパーク。
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特に日本庭園とかではなく、
姉妹都市記念に植樹された木や
案内板がいくつかあった。

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↓鹿児島市との姉妹都市45周年。

2020年1月とあるから
コロナ前だね。
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平和なメモリアルパーク。

↓すぐ後ろに見えるのはカジノ。


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パースを出る前にやること
その2.
麻婆豆腐! 
パースの中華街最高
オーストラリアで1番うまいのって中華かも、中国人多いから。
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という具合に
パース脱出カウントダウンへ向けて
心の準備をしながら過ごしていたら、
脱出前日、
また3ヶ月弱ぶりに
1名の新感染者(たった1名!)が出て
200万人都市パースがロックダウン決定。


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ステイホーム!
街からも脱出禁止! 
外ではマスク!
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かなりあたふたしたけれど
次の目的地へ向かう理由が
ボランティアであるため
"必要な移動"として認められ
予定通りに出ました4月25日
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1年ぐらいいるつもりが
3ヶ月で去ることになったパース。

縁があればまた戻ってこれるからオッケーさ















わーお、
『マンマ・ミーア!』in マンハッタン
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" in ニューヨーク公演" みたいな響きだね。

これらは先日、
読者のMさんから送っていただいた写真。
ニューヨークの紀伊國屋書店さんに『マンマ・ミーア!』が置いてなくて、注文したら取り寄せができたんですって!
   

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というのも最近、
このMさんを含めた読者3名のかたから
とても心のこもった温かいメッセージと
本の感想をいただきまして。

ひとりは大阪ジャパンから、
そしてもうひとりはロンドンから、
そしてニューヨークからのこのMさん。
それをオーストラリアにいる私がすぐ読める幸せを考えると、
現代に生まれてきて良かったなぁ。

しかし、
最新の『マンマ・ミーア!』だって
発売から1年半はたっているというのに、
この3通のメッセージが同時期に
私のもとへやってきたこの偶然!???
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(ニューヨーク州立図書館前ですって!

みなさん私の本をとられたきっかけはさまざまで、
10年も前に出した『バツイチおへんろ』や11年前に歩いた『カミーノ!』にも触れてくださって、
私の方も懐かしさやら嬉しさでいっぱいになったのと、
彼(彼女)らの人生と頑張りにこちらの方が
励まされて「またきっといい本を書くぞ!」
(今はトイレ掃除の仕事も見つからないけど、今に見てろよ!
と、笑顔にさせてもらったなりよー。

あと、
『マンマ・ミーア!』のシスターの回に
ちょこっと登場する
日本人の最強ペレグリーナ
“まんちゃん”が今、四国遍路を歩いていて
彼女が撮ったおへんろの風景にも癒やされる日々。



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ちょっと人生につまづくと
状況の欠点にばかり注目して、
(共同トイレ暮らし、宿にいまいちなじめない、無職、更年期、止まらない老化……etc)

忘れてしまいがちな現状のありがたみ。
(優しい読者様、友達や家族、マスクなしの生活、公園ビーチすぐ行ける……etc)


あ〜、ありがたやー、
今日もありがたやーー。


みなさんありがとう!


ブエン・カミーノ♪

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⇡ 公園フィットネスの先生が
 フェイスブックにあげた生徒(おれ)の写真















どうも。まだパース(西オーストラリア)で
バイトが見つからないもりです。
いよいよもう、
来て3ヶ月ですよ。

いったい何十件に履歴書をバラまいたことか。ホステル、イタリアンレストラン、和食レストラン、清掃員派遣会社、一般家庭の掃除……。
そして一旦採用になったレストランにドタキャンされたり、
働いて2日後に「やっぱりうちは長期の人を」とか言われてサヨナラされたり。
住む場所に関してもあっちこっちトライしてもことごとくダメで、
こんなに惨敗続きなのも珍しくて自分でもびっくり!

振り回されすぎて
白髪頭ももうボサボサさぁ。
ボランティアだって何だっていい、
トイレの掃除でもいいからやらせてくださーーい!
って言ってんのにダメダメダメ。
まるで誰かに(天から?)操作されているかのよう。

こんな時こそ心を穏やかにして
執筆でもできたら、と思う。
職業は作家、のつもり。

2015年から2年間ぐらい
何のオファーもなかったけれど
地中海方面を転々としながらひたすら自分の執筆をしていた、
(マンマ・ミーアはその後書いたもので、その当時書いた長編は表に出ていない。つまり一銭にもなっていないし、当時も無収入状態)
あの時みたいに。

書きたいネタは
いつだって持ってるさ。
でも今はなーんか、
精神的に落ち着かないこともあって
(更年期?)
執筆よりも
何か体を動かして
忙しく働きたい、って感じなんだよねー。

もう何も考えたくねぇ!


オーストラリアってほんと、
外国人にとっては「働きに来る国」
宿にいるみんなもあちこちバイトをかけもちして預金残高を嬉しそうに眺めていて、
そーゆー環境にいるせいもあるかもねー。
コロナのせいか、旅ムードも少ない。

あーどーしよ。これから秋冬だし、
無職でボーっとしてるの辛いなー。
思いきって
オーストラリア国内の
あったかいところに飛ぼうかなー。
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ごめんね惨敗報告なんかはきだして……。

食ったり運動したりは
元気にやってるからご心配なくねー。










パート1のつづき
はい、パート2でございまーーす!

4.オリーブ生の実渋み抜き、
 重曹熱湯から食塩水へ。
【ポイント】
まず、
3日目ぐらいからは毎日味見をしてね。
だいたい苦味がとれたなー。噛みごたえもいい感じになってきたなー
と思ったその日から(5日後目安)、
熱湯も重曹もストップ。でないと……(後述)

その日から漬け汁を1%の食塩水に変えましょう。
お湯じゃなくて水だよ、水。流水で洗う時もお湯はNG
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ちなみにーーーー、
こんな地道な作業をしていた何日目かのこと。
いつもウクレレ練習や昼寝をしている
⇡この公園のわきが
オリーブの木だらけなことに気がついた。IMG_20210324_183721

芝生にも
“漬け頃”な実がドバドバ落ちていて
もぎ放題!? …もぎ?
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いや、もがなかったけどね、(もが?)
オリーブ販売ビジネスはどーやろか?
な〜んてパースの空を見上げた無職の午後♪
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5. 食塩水の濃度を毎日アップ。
1%の食塩水に丸1日浸したら
翌日は2%の食塩水、次の日は3%、
という具合に水交換のたびに実を軽く洗って食塩濃度を上げていき、
4%の食塩水に達したら終了。
まぁ私は
大さじ1から1.5へ、という具合にざっくり増量していきましたが。

6.4%の食塩水にひたしたら完成。さぁ、めしあがれ〜。
4%の食塩水に浸したら
その後は水かえ不要。(濁りがまだ気になるならかえてもいいけど)
水に浸かっていれば常温保存で大丈夫、好きな時につまんで食べましょう。
私はさらに食塩を増やしたり、水を足したりしながら2週間ぐらいかけて食べきったよ。
ワインのつまみに最高♪


以上、
ネットに出ていたいろんなレシピを
総括してやってみた塩漬けでした。

でけた! 
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っと思ったら。。。。。

。。。。。ん?



終了後に食べてみたら
実がふにゃふにゃ。
そして苦みもまだ残っている

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【失敗ポイント】
熱湯漬け期間、
各方面レシピには5日間と書いてあったのに欲張って(?)7〜8日間やってしまったことが敗因だと思われ。。。。
せっかくいい感じの噛みごたえになっていたオリーブに
さらに熱湯を加えることで
いくらか調理されちゃったんだねー。

焼きオリーブみたいになっちゃった!

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グリーンオリーブ独特の、
あの若々しいナッツのような、
"ナッティな"風味と噛みごたえがほぼ失われてしまい
オイリーな部分だけが前に出てしまった!

しかしまぁ、
「これはこれでえーんやないの!?」
( ⇡ ⇡ 好きな日本語
ビン詰に比べたら‌10倍はうまい!

10個に1個ぐらいは成功品もあるし。IMG_20210321_220500

いま、
この実験を生かして
もう1回漬けたいんだけど
今度は実が手に入らんわ。

暗くなったらタッパー持って
公園行こっかなー。(うそうそ)IMG_20210324_184300





っつーか、
日本じゃなかなかオリーブの生の実って手に入らんよね。
コロナが終わって
旅に出て
地中海あたりで(オーストラリアでもいいけど)
オリーブ見つけたらぜひ挑戦してみてね♪


わてはジャパンで
梅とか漬けたいわー。

















もぎたてのグリーンオリーブ購入。
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美しいグリーンをそのままガブリ!

いままで地中海方面のオリーブの木の下で
何度もやってきた。
もぎたては、
とてもじゃないけど苦くてカタくて食べれられない、
なのにこの見た目につられてまたガブリ。

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苦ッ………。
固ッ……。
世の中で売られてるオリーブってのは、
この実の渋みや苦みを抜いて、
実をやわらかくしてから売ってるんだねー。


ってわけで

自力塩漬けオリーブに挑戦!
1.にが味の脱出口作成
まず、フレッシュな実を洗ったら
ナイフで1センチ大の切り込みを入れよう。ひとつの実に対して1〜2か所。
フォークで2箇所刺して穴を開ける、とかでもok。


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2.重曹(ベーキングソーダ)と熱湯で。
熱湯1リットルに対し、
重曹大さじ2ぐらいを用意。(てきとー)
わては1キロの実に対し、2〜3リットルの熱湯を用意。

耐熱容器にオリーブの実と重曹を入れて、
上から熱湯をたっぷりかけ入れる。
浮いた実が空気に触れて黒く変色しないように、重しをしてね!


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初日は水が真っ黒くなるでよーー。

ワーオ!  
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3.日洗浄。お湯入れかえ
この重曹熱湯を
5日間、毎日かえましょう。
かえる前に流水とかで軽く洗い流してね。
なるべく実を空気に触れさせないように。

(1日数分ほどの作業なのに、日に日にめんどくさくなってくる法則


見てよ、この色ツヤ。   

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といっても、
噛むとまだバリバリ苦いよ2、3日。


そしてあとは勝手に
「苦味なんて、抜きすぎて困るもんでもないだろ」
と決めつけて
各方面のレシピの「目安は5日間」の文字なんて読み返しもしなかった。
「収穫量が減る」というもったいない精神が働いて、
噛み応えや苦みもチェックしなかった。

そう、わては毎日ただぼんやりと
重曹&熱湯を交換し続けて
「この作業をサボらないオレってエライよなー」とか思っていたのだ


それが失敗の元、
運命の分かれ道になることなど
この時のともこには知るよしもなかった。



早くうまいオリーブにな~れ♪ 
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パート2へつづく。















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