怒りのミカン The Angry Oranges

2018年04月

大理古城(リーダー旧市街)から
約3キロのところにあるアーハイ・レイク(洱海湖)。
湖周140㎞の大きな湖。
P4251080

大理(リーダー)は山の町と思いきや、
 こうして湖もあるから安心♪

 (水辺好きのわての
    長期滞在地としてオッケー!)

P4251063


 ↑ 宝の地図。(うそ)


のどかでええのーぉ。


P4251068

1か月半前に来た時は、夜は
電気毛布の上に座りっぱなしで
梅酒ばかり飲んでおったが
もう夏の雰囲気。

P4251086

 ↑ 緑豆(グリンピース)アイス低糖、
  うまい。


湖畔のあちこちでは
写真撮影に命をかける
チャイニーズたちの姿を目にします。

彼らの写真に賭ける情熱すごい。

P4251105


これは ↑ 有料の撮影用セット。
1人5分まで10元(170円)で座れます♪

いかが?

P4251103


いい商売だなー。

ほんと、
商売のチャンスを逃さないのよね、中国人。
 (わての印象)


P4251084


あーー、泳ぎたいなーー。









というわけで今日でリーダーとお別れ。

再見、大理!  






チャオ!





ニーハオ!  
大理(リーダー)で、
去年ぐらいから流行っているという石板焼肉。
↓ 中心部分が焦げて黒くなってるけど、まわりの白を見ると
石の板だと分かるかな?

IMG_20180424_204014

鉄板よりも石のほうが
熱の通りがゆるやかで肉が美味しく焼けるんだとか。

タレはピーナツを砕いたものと唐辛子
それからごまドレをしょっぱくしたみたいなのが出てきたよ。

IMG_20180426_115036

 ↑ こんなに注文して食べれるかよ?

しかし焼肉屋に来ておいて
「肉よりも緑野菜が食べたい」
とは言えない雰囲気。
中華友は肉やイモばっか注文。

IMG_20180424_204010

ベジタリアンの皆さんごめんなさい。

鶏の手 ↓ は中国人に人気。
豚は「うえー!」ってぐらい
脂肪ばっかりに見えたけど
みんな旨い旨い言って食っていた。

IMG_20180424_210515_HDR


それにしても、
国民全員が食を大いに楽しんでいるように見える
この国チャイナで思うことは
美食大国なわりに、デブが少ない。

イタリア、ナポリでも同じことを思い、その理由は
「坂道が多くて、みんな歩かざるをえないから」
という結論に達したけど、ここではとにかく
「みんな茶を飲みまくっているから」
に尽きると思う。

 大理生活で愛飲していたわての茶
P4241025

とにかくいろんな茶が簡単に手に入るから
毎日仕事中もひたすら飲みまくっていた。
おなかをスッキリするのにテキメンだと思ったのが
雲南名物プアール茶、そしてレモングラス茶。

カフェインに疲れてきたら
クコの実やナツメやしも茶にして飲んでいた。
花茶の塩気もいいね。

IMG_20180424_165505

茶はもともと人より多く飲むけれど
こんだけの種類を飲むという贅沢、
この習慣を
チャイナを出ても続けられるだろうか。

(続けるために買って帰りたいですけどね、
そろそろ荷造り心配、上限7kg。)

IMG_20180424_202047

茶、茶、茶♪






チャオ!










いつもの定食屋へ行って
冷蔵庫の中のブロッコリーを指さし、注文。

IMG_20180421_130930_HDR

素晴らしい!
塩とにんにく、唐辛子。
ネギも少し加えてうっすらあんかけ風。
調理時間強火約2分、少し芯が残る
ブロッコリーの完璧な歯ごたえ!

この店で、もう注文する野菜メニューがなくなってしまい、
「っつーかわての大好物ブロッコリー
ここにあるじゃん、できないの?」
と思い注文したらできた。
なんだ、毎日これでも良かった。
IMG_20180424_120850



続いて下は「砂鍋」。
メインは魚で、
その下にどっさりいろんな野菜が入って
ゴハンついて15元=255円

(ごめんね、いつも値段情報ばっか、お下品で
 しかし自炊より外食のほうが
 安くついてうまい国、最高)

IMG_20180419_163921


魚卵も入ってたどー。

IMG_20180420_151434

何でも味をしめると
連続注文したくなるたち(ひろし)のため
翌日もまた砂鍋を注文。↓

今度はメインを豚足にしてみた。
うまい!
かなりの食べごたえ。
IMG_20180422_204039
 ↑ 豚足は小鉢に入っている、ごま、コリアンダー、
  ニンニク、唐辛子のスパイスを付けて食べます。


お次は
ジャガイモ炒め。
ただのジャガイモがどうしてこんなに
シャキシャキして美味いの?

IMG_20180413_134709


こんなに美味しく
静かで平和な大理(リーダー)生活もあと3日。

かなぴー。  

IMG_20180404_184051_HDR


わては行った町、
わりとどこも
全力で好きになるため(数少ない長所)
別れが近づくといつも
センチメンタル(ジャーニー)な気持ちになります。

IMG_20180417_095109


さぁ、明日は何を食うかなー。
チャオ!














香格里拉(シャングリラ)の町から
5~6キロ北に位置する松贊林寺(ソンツェイン寺)。


P4010802

誰もいない道を歩き、
前方にこの景色 ↑ が現れた時は

ポーーーーーーッ。     


なんだあれは?
この町、香格里拉(シャングリラ)は桃源郷と言われるけれど
今、前方にあるものこそが桃源郷のように見えた。

桃源郷、竜宮城、ガンダーラ、ユートピア……
あと何だろ?


ただただ、わくわくしながら近づいた。

P4010823


すばらしい景色。

そして、
持参したビールはを飲むなら今だ、ここだ、
と思って飲んだ。最高のひととき

P4010817


何秒眺めていても美しかった。


何度も言うけどもー、
中国の観光物は
いじりすぎて人工的なものが多い。
砂漠に入場門作って入場料とってみたり、
城下町をいじりすぎてディズニーランドみたいになっちゃったり(麗江)
西安の兵馬俑(へいばよう、8000体のハニワ)だって
何体ホンモノかあやしいと思ったし……。

とはいえ、
これは複製だろうが映画のセットだろうが
インチキだろうがインチキじゃなかろうが、

何でもいいが、今見ているこの景色を
自分は好きだ、
美しいと思った。 ほめすぎ?

a


まぁ、誰もいなくて
景色独り占めだったのも
ラッキーだったかもね。

P4010882


寺の内部も美しい。

しかしわては全景に、
より感動したね。

P4010849

あ、ところでこれ
チベット仏教の寺です。
お坊さんが500人余ここに住んでいるとか。


修復作業もガンガンやっていた。


P4010855

そのせいかね、ここ
入場料が数年前まで35元とかだったらしいけど
年々、倍々ゲームのように値上がりしていて
2018年現在、115元=約2300円。




ーーーーーはい、ここからは旅人情報です
 興味ない方、忙しい人はまた来週♪ ーーーーー。



高っけーよ。
中国の物価からすると高すぎる。
香格里拉のわての小ぎれいな宿の2泊分!

2300円っつったらイタリアのポンペイ13ユーロ
より高いやんけー?
でもきっと、東京スカイツリーとかも
もんのすごく高くて
外国人観光客を悩ませてるんだろーなー。


P4010862

さらに少々、
いやけっこう気にくわなかったのがこの寺、
外観さえもタダでは見せまいと、
寺の1~2キロぐらい手前にチケットセンターを設けて
公道を封鎖しちゃっているのです。
 (さすがチャイナ!)


↓ 通行人は地元の人以外、
全員、下写真の建物に入ってチケットを買わされるしくみ。
チケットを買うと、建物の裏側出口から外に出され、
待機しているシャトルバスに乗せられ寺まで運ばれる。

(わては、そこを仕切っていた警官に
「寺内部には入りません。
 近くまで自分の足で歩いてみたいだけなので通してもらえませんか?」
 とお願いしてみたけど、ダメでした。チケットを買わないとここは通せないと。
 それでチケットは買ったけど、でも寺までは歩いた。道中の景色おすすめ!)

BlogPaint


しかしね、
チケットを買わなくても寺への道に出れることを、
帰り道に発見。
この上写真のようにチケットセンターにアプローチするんだけど
黄色い矢印のように、
正面入り口を無視してもう少し建物の端まで歩いてみて下さい。

すると下写真 ↓ のような道が見えるので
ここを通れば建物の中に入らずして、寺に通じる道に出れる。

つまり、入場券買わなくてもいいかも!?
こっち側には警備員も誰もいなく、ノーマーク。
BlogPaint

赤矢印のように、進み
道なりに20分ぐらい歩けば寺。
公道だから地元住民はフツーに歩いてるし
シャトルバスに乗らない私のような人も歩いています。


建物の裏側にシャトルバスが止まっているのが見えたら
運転手さんに声をかけられるかも(?)しれないので
出るまで待って、誰もいなくなってから歩くといいかも。

寺の正面玄関ではチケットをチェックされたけど、
ほかにも無人の出入り口が多数あったよ、入りたければ。


何でこんな説明を書くかと言うと
ネット上に「松赞林寺にタダで入る方法」を考察・実験している
日本人バックパッカーがたくさんいたから。
あと、やっぱり115元は高いと思うから。


ともかく、わては
松赞林寺(ソンツェン寺)行って良かった。

次回は
香格里拉(シャングリラ)の町なかにある
とても眺めのいい百鶏寺を紹介します。
こっちは無料!



ガンダーラは入場料とらないよね、きっと。




再見!

















ニーハオ!
残り少ない大理(リーダー)ライフを過ごしております。
朝の屋上ストレッチ → テラスで原稿 → 昼メシ休憩散歩 → テラスで原稿 → 夕暮れストレッチ
っとゆー感じの日々でしてねー、理想ですが。
まぁ実際は、
散歩長引いたり、雑談入ったり昼寝入ったりだけどね。

今日は先日訪れた【香格里拉】を
フツーに紹介しまっス。
P4010742
香格里拉と書いて、シャングリラ。
全然中国っぽくない発音でしょう? 

シャングリラというのは、
もともとイギリス人が書いた小説に登場した理想郷の名前。
この町が2001年に香格里拉市(シャングリラ市)と改名するまでは
中甸県(ちゅうでんけん)だったそーな。
えらい違うがな。

P4010750

たとえばもし、
鹿児島市がある日いきなり
シャングリラ市とかパラダイス市とかになったら
びっくりだよなー。

町の標高3160メートル。
P3300691
 道中 ↑

チベットの雰囲気が漂う町として知られております。

しかしチベットの雰囲気というなら
あたしゃ、インドの北、ラダック地方の
レーを押しますけど。(2006年レー訪問

まー、シャングリラも空気が澄んでてええとこやった。

P4010739

4月上旬の滞在中、
最低気温マイナス6度、最高10度とかで
標高よりも寒さを心配したけれど、
晴れれば日差しが強くて汗ばむぐらい。
夜は電気毛布にはりついていれば大丈夫でした。

滞在2日目の夜、
何にも知らないで町の広場に出てびっくり。
P3310730

イルミネーションが、
「え、え、えーーっ?」
っつーぐらいすごかった。

P3310738

さすが大陸、
電気代だの不況だの云々言わないで
こーゆーところは惜しまないべ。
太っ腹!
a

夜10時前、観光客はどんどん帰っていって
人が少なくなっても
ガンガン発光されていたイルミネーション。

寒かったけど、すごすぎて
広場からしばらく離れられなかった。

シャングリラは運輸代のせいか
ほかの町に比べると物価が少しだけ高い。
でも観光ブームで
数年前、宿を作りすぎたみたいで
今は飽和状態だから宿代は安いよ。

かわいいシャワートイレ付の部屋(客桟)
一泊80元が、簡単に50元(約850円)に下がった。

P4010753

夏だったら1週間ぐらいいてもいいかもな~。


再見♪













このページのトップヘ