怒りのミカン The Angry Oranges

2016年11月

チケーミ!
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師走だねー。
最近、日が沈むのが早すぎて怖いよ。
5時には真っ暗。寒い寒い。
晴れている時間帯は素晴らしいけど
曇りや雨が続くと最悪。
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12/1 サランダ・アルバニア
日の出 6時45分
日没 16時16分
1日が使いにくい。時差くれよー!
考えてみたらアルバニアは
ヨーロッパの中で南だけど、
ずいぶん東でもあるもんね。
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で、同じタイムゾーンの西の果ては
どうなのか調べてみると……
カミーノ・デ・サンティアゴの最西端
世界の終わりことフィニステーラ(スペイン)
12/1
日の出 8時47分
日没 18時4分
こっちのほうがいーなー。帰りたいなー。?
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昨日、イタリア語教室から帰宅途中の
どこかの階段でまた転んじゃった。
(5時前だったけどほぼ夜、どうせまた
へんなデコボコとかあったんだと思う)
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この町は階段が多いんだけど、
階段なんてあちこち崩れかけてるしさー。
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暗いところでまた派手に転んで
いつものように水のペットボトルがリュックから飛び出して、
両手、両ひざをすりむいた。
寒いし、痛いし、44だし、
ちょっと悲しかったけど
でも起き上がったよ。
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そんで今日はちゃんとシャワーもあびて
(まだ傷口しみたけど)
しれっと過ごした。
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みんなも転ばないように
気をつけてね!

それから
転んだら起き上がるしかないよね。

チャオ!









アーモンドオイルっちゅーのを買ってみたポー。
顔や髪に塗るやつだポー。飲用もokだポー。
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昨年モロッコで買ってきた
my命のアルガンオイル。
大事に使ってきたけど(下写真左)
最後の小分けボトルまで使い切ってしまった。
時を同じくして(←大げさ)
命のちふれBBクリーム(SPF27)まで
なくなりそうになって
焦ったポー。
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朝っからこんな強烈紫外線だし、
日焼け止めと保湿はかかせんポー。
ちふれBBはSPF27だけど、
わての肌にもok、かつ下手な日焼け止めより日焼け止め効果もある気がして
気に入ってるポー。
特に海外の敏感肌用とかキッズ用って効果いまいちなの多いポー。
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しかし神様ありがとう、
ちふれは換えがバックパックの底にあったポー。
こんなにしつこく
チューブ内のクリームを使い切ったのって
生まれて初めてだったポー。そこから今回
「なくなった、と思ってからが長いね」
ってことを学んだポー。

しかしアルガンオイルは
モロッコまで飛ぶよりはましと
大金はたく覚悟で探し回ったけど
ここアルバニアの田舎にあるのは
ギリシャなどから輸入された
アルガンオイル“配合”商品のみ。

ある女性薬剤師さんに相談したら
「じゃあ私が愛用している
このイタリア産アーモンドオイルはどお?
100%天然オイル、100mlで400円よ」
とすすめられて
「ポー!(アルバニア語ではい)」
と購入に至ったポー。
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で、使い始めたけど
さっそく気に入ってるポー。
アルガンオイルよりしっとりしていながら
伸びがすんごいい!
特にリップクリームがわりとしてはこっちの勝ち!
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いつも使っている何かがなくなったり
手に入らなかったりすると
ギャーギャー騒いだりしちゃうけど(わて)、
なきゃないで、たいていのこと(もの)は
どうにかなるよね。



でも野菜の皮むきピーラーは
欲しいポー。
(この国はそーゆー100円ショップ
ダイソー的商品が弱く、割高なため悩み中)
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 ⇡ たまには米!

チャオ!













サランダの町を見下ろす
丘の上の修道院跡
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誰もいねーーーーーーーー。
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いねーし誰もーーーーーー。(ひっくり返し)
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でも5分ぐらいしたら
地元ボーイズたちの気配が
敷地内遠方にしたため、
やや落ちつかなかった。
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おらのアパート見えるかなー?
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帰りは住宅街で子供たちに
キネーゼ、キネーゼ(中国人)いわれた。
(でもこの国はバカしてる感じはなし)
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もう、どんな国の言語でも
「あ、中国人だ!」って言われてるのは
瞬時に察知できます長年の経験で。(←特技)
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ここアルバニアでは人々が
「キネーゼ」って言い終わらないうちに
「ヨー、ヨー、 ヤポーニャ!(ノーノー、日本人!)」
ってすんごい勢いで訂正入れとります、わて。
そんな地道な
ひとりヤポーニャ運動を展開中。
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時々、
「中国人だ!」「違うよ、あの人日本人だよ」
なんて会話を耳にすると
もんのすごい達成感♪


小さな町、
「あー、あのいつも“日本人”って
アピールしてるあの人ねーー」
とでも噂されるよう
コツコツがんばります!
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チャオ!










チケーミ!
陽がさすと灼熱、
雨の日は寒さがしみるアドリア海よりお送りしています。

前回紹介したわての素晴らしきサランダ御殿(!!)で
ひとつ問題が発生しました。それは
『素晴らしすぎて仕事にならない!』
つまり
自由すぎて仕事にならんのですよ!

(※バカバカしいので用がある人は持ち場へ戻って下さい。)
特にベランダのベッドが一番の危険物で
「日光浴による体力温存」と称して
寝るのに忙しくなってしまったのです。
あとは茶をいれたり、なんかつまんだり。。。

そこで町の図書館を一応チェックしてみた。
海を眺め、日なたに座りながら書き物ができる
my御殿よりいい場所なんて、
こんな田舎町サランダにあるわけがない、
どうせ窓なしか、あっても寒いか暗いかで通うには至らないだろう。
と、アルバニアの図書館というものにまるで期待していなかった。
ところがたずねてみた図書館の学習室はこれ。
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わーーー。
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今日で4日目だったけど
いるのは女性ふたり、
館長とスタッフのみで
利用者は毎日わてひとり!!

1〜2時間に一組ぐらい、
本の返却に来る人がやってくるそんだけ。

わてのノートパソコンを使うための
電源が遠いから、
机を壁際に移動させてもらってるんだけど、
もう帰る時にはいちいち元の位置に戻さないで
そのままでいいと今日言われました。
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⇡読書などして
終始ヒマをつぶしているスタッフその1。
アルバニアの平均月収300ユーロときいたけど、
これならオッケー?

スタッフふたりとわての3人による
静寂空間。
これは今書いているものも
もものすごくはかどる、はず!
ありがとう、アルバニア。
チャオ!
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チケーミ!
今日はいまわてが住んでいるサランダ御殿を紹介するポー。
何度もいうけど
向かいの島はギリシャだけど
ここはあくまでも平和なアルバニア、
サランダという町だポー。
( ⇡ 皮肉じゃないポー)

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1番好きなのは
海が見えることと
この誰にもジャマされないバルコニー。
隣人や工事人や大家と朝イチから「おはー!」みたいのもなく、
バルコニー上で目が合う隣人もいなく、
そして
ここに陽が当たる、陽がさしこむところだポー。
冬だからどうしても日当たりだけは
こだわりたかったポー。
家にいながら陽に当たりたい!
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ここアドリア海沿岸は
日中、陽がさすと11月でもギラギラ☆太陽、
焦げるほど暑いんだけど
日陰と夜は冷凍庫。

砂漠か!
っちゅーぐらいその差がはげしく夜は寒いポー。
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最初気になったといえば
下の通りを走る車の音と
wifiがないこと。

でも見に行ったほかの物件に
比べたら(どっかの国に出稼ぎ中の人の昭和?っぽいがらくたばっかりある部屋とか、家までの道がなく丘を這い上がっていなかなきゃいけないとか、wifiあるけど家賃が倍とか)

ここはかーーなり、お得物件だと分かって
「ポー!(アルバニア語で“はい”)」と
不動産屋に返事をしたポー。
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いままでいくつかの国でアパートを借りたけど
これで100ユーロ(約1万1500円/月)は
ダントツ優勝だポー。

あ、家賃とは別に不動産に
仲介料15ユーロと
高熱水費は別で20ユーロぐらいで後払い。
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後払いってのが怖い、
っていったら優しい大家さんが
「たいしたことないわよ、あたしが払うから
気にしないで寒い時はエアコンつけなさいよ」
と、身振り手振りで言ってたポー。推測だけど。
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といっても、
平均収入300ユーロのアルバニアで
一人暮らしなのに100ユーロは贅沢だということも
心にとめておくポー。
廃材ハウス街(わかるよね?)
で暮らしてる人もいるポー。
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と、今書きながら
個室空間2畳!!+共有シャワー&トイレ&キッチンで
5万円/月払った
新宿四谷の、
シェアハウスという名の
“脱法ハウス”(後で知った)を
思い出したポー。

大きくなったらマンハッタンの
家賃100万円の部屋でも借りたいなぁ。
……なんてね♪ (←薬師丸ぴろ子)
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世界は広いね。


チャオ!












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