怒りのミカン The Angry Oranges

2016年10月

ドバルダン。(こんにちは!)
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この建築中のでっかい船、
映画のセットになるんだって。
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わての中では
昔っから
アドリア海、=『紅の豚』
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でも『紅の豚』はたいてい晴れてて
海がキラキラしてたよなー。
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こんなガラガラのビーチ出てこなかった。?
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シーズンオフの紅の豚か。
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猫か。
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こんなに明るかったの
3日前が最後。夜はもう寒いよ。
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チャオ♪













BAR(バール)という名の町の
ビーチ沿いにたくさんある
BARにも入らずふらふら。。。
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↑BAR(飲み屋)じゃない、
緊急病棟in BAR
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↑BAR(飲み屋)じゃない、
マリーナ in BAR

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対岸、イタリアのBARI(バーリ)とを
結ぶフェリー、BAR--BARI 船は
利用者が減り今は週1ぐらいしか
運行していないらしい。

ビーチも岩だらけだし
これといった見どころがあまりないBAR。
だけど、モンテネグロのフツーの町が
見たかったから満足。
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↑このインベーダー宇宙的灰色デザインの建物が
旧ユーゴっぽい、
旧ロシアっぽいですな。

建物の中はスーパー、
そして100円ショップのような
“メイドインチャイナの殿堂”の店があり、
わては即吸い込まれた。
薄暗くだだっ広い店内……楽しー
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2段弁当箱のパッケージ、
弁当箱の1段目がイクラ丼って。。!!!

こんな豪華な2段弁当箱のイメージ写真、
初めてみたよ。 
こっちの人にとっては
イクラ丼自体「?」なはずだが

もうひとつのおかず、
いんげんと豚肉(マッシュルームだとなお良い)
も気になる!
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さらに、
ヨーロッパでは入手困難な
5本指ソックスまで売られていた。
誰も買わないのか、激安49セント(約54円)。
3足買って喜んで帰り
ベッドに並べて写真撮影。

どんだけヒマ!
どんだけ……
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↑携帯で見ると視点が違うのか、
ツイッターでは誰からも気づかれなかった靴下文字

ヒマブログに今日もお付き合いありがとう。

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発売中の参加本、
『旅の賢人たちがつくったヨーロッパ最強ナビ』
のこと、HPに書きました。
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チャオ♪









モンテネグロのBARという町にきたなりよ。
アドリア海沿い。
町の名前が BARですよ、BAR!!

町のはずれの
何もない住宅地でバスを降ろされて
「あ、BARだ、あそこで何か訊こう!」
って近寄ったら不動産だった。

べつにBAR(カフェ兼飲み屋)じゃなくて
不動産だって
看板に「BAR」の文字が入っちゃうのよ、
地名だから。
さっそくひっかかってやんの。バカだね。

ここまで来るとようやく観光客減少。
海沿いは「APARTMENT」の看板だらけだけど
閑散〜〜♪

海が見えるテラス、簡易キッチン、
バス・トイレ、ダイニングテーブル、
TV、強WiFiなどなどがついた
静かな部屋が
お手頃3泊35ユーロ。

そんかわし、いやそれだけに
この天気。
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どよーーーん。

だけど久しぶりに
部屋に自分だけのキッチンがあって
汚れた皿を
「明日洗おっと」と、
シンクにポイと放り投げっぱなしにした瞬間
サイコーにシアワセを感じたどん。
地味だけど、
どんなダイアモンドより嬉しいどん♪


居候生活、
共同宿生活では
できないことのひとつだからねー。皿の放置。
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↑多くのビーチカフェは閉店。

しかしモンテネグロ、
客商売が無愛想だよ。
スーパーのレジ係は客と目も合わせない。
誰とでも「オラー!」で
始まるスペインから来ると戸惑う。
もっとフレンドリーなラテンアメリカーノから
したら恐怖さえ感じることでしょう。

(日本のレジ係の
機械的な「イラッシャイマセー!」も怖いけど)
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それから昨日
‘’スパゲティ‘’と書かれた商品名を買ったら
セモリナ粉じゃなくてなんかデンプンなのか
いろんな安い粉ブレンンドしてるのか、
茹で上がった代物は
おっそろしくねちょっとした
「ヤマト糊」みたいな
白い半透明な、
麺もどき、糊よりもまずい代物で、
わての知るスパゲティではなかった。
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↑スパゲティなのに
「ビタミン」の表記あり。あやしい。
BARかと思ったら不動産、より悲しい。

でもわてはスペイン産オリーブオイルと塩で
いくらか味の修繕が行えるだろう
と思った、願った。


手持ちの携帯用オリーブオイル、
最後の1袋10ccと
(この国はオリーブオイルが高い)
刻んだトマトとバジル、
塩にからめれば
なんとか食えるだろうと。。。。
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しかしダメだった。

なぜなら、
そこで気がついた。

宿のオーナー婦人にわけてもらった塩は
『砂糖』だった。

『砂糖』をどっさり入れて茹で上げた
あやしいパスタ、
せっかくのオイルも
『砂糖』をふりかけたトマトに汚染されてしまい

………おえっ!


こんな日もあるさ。
(もうやだ)
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ただ良かったことは
町からの帰り道、
海沿いを歩いていたら
突然の雷と嵐でずぶ濡れになったけど
そのあと雨があがり、
空がこんなきれいに。

雲の下から夕陽が顔を出したどん。

傘をたたんで夕陽をみてたら
カルガモファミリーもやってきたよ。
↓ ↓
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なんか吉凶入り混じったモンテネグロ、
旅はまだまだ続きます。
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チャオ!



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モンテネグロのコトルという町にいます。

まだ心は、-----このブログ「怒りのミカン」は、-----
カミーノ・デ・サンティアゴを
さまよっていないわけでもないけどもー。
 (地の果てへの道、書いてるよ心の中で)
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ここは「ド!」、「ザ!」、
観光地。ザ・観光地。

でもドブロブニク(クロアチア)あたりよりは
まだまし、静かなはず。
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アドリア海`沿岸`?
沿岸から遠くはないんだけど
ちょっと陸、半島が入り組んだ内側にある町で
“どかんとビーチ、アドリア海! ”
というよりは、山に囲まれた
かなり内側に引っ込んだ古都。
内海、

内海光司 (←うちうみこうじ。光GENJIリーダー。こーゆー内海エリアに来るとわてはいつも名前だけ思い出します。)

ちょっと
外の広ーーい海に
出たくなってきた5日目。
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モンテネグロ、
旧ユーゴスラビア。2007年独立。

「コトル」は日本人にも知られているみたいだけど
(わては来る前日google先生により知った)
もっとすごいのは
近隣の大自然。
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近くにすんごい美しい湖や山があるでよ、
国立公園行きましょう、
ツアー参加しましょう、
そんなムードに誘われて(反?)
自力でトレッキングはできないもんかと
地図と天気予報サイトばかり見てたんだけど。
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景勝、秘境、キリないがな。
短期のバケーションならええけど
わては365日旅人なんやー。

行ったってどーせ
頼まれてもいないのに
バカみたいに
こんな観光写真撮りまくって、消去して。
そこそこ人と喋って
何か交換して、

そんなことの繰り返し。

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ポルケ?

キレーすぎればつまらないと皮肉って、
人が多すぎる、
うるさすぎれば文句行って
移動し続けたあげく
「なんだ、誰もいねーじゃねーか」
とひとりぼっちになって
孤独にまた文句いって

そんなん死ぬまで続けるんかね。
何のために???

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……なーんて踏みとどまったりして。

でもまー、きれーなとこいるんだから
いーがな。
shut up!
Cállate! (犬か!)

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チャオ!









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サンティアゴ・デ・コンポステーラに
着いたら何度でも泊まりたい宿。
アルベルゲ・セミナリオ・メノール
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やたら敷地も建物もでかい。
部屋にたどりつくまでに
誰かしらに遭遇し、
立ち話に時間を食うのが唯一の欠点。
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前もいったけど
1室20人ぐらいの大部屋もあるけど
1ベッド12ユーロなのに対し、
(1泊6ユーロの公共アルベルゲはサンティアゴの町にはありません!)
ここの個室(全81室!)は15ユーロ。
3ユーロしか違わないから
みんな個室を選ぶでしかし♪

「ペリグリーノの休息」を目的に
作られているから、ダブルルームとか
ファミリールームとかは一切なくて
大部屋以外は
彼氏・彼女・夫・妻・その他いてもいなくても、
みんな平等のひとり寝、
キャッキャ騒ぐ隣人なし。静か〜♪

そして
ここの最大の魅力は
地下の巨大キッチン。
カミーノ自炊の総決算、総本山!

(イタリア人のおっちゃんたちは
パスタ茹でまくりだから
声かければすぐご馳走してくれる。)

さらに便利な売店、
カフェテリア、洗濯機、全館wifi!

もう最後だから
歌ったり祈ったり、
ミーティングとかもいらねー。
消灯10時ルールもなし。

とにかくサンティアゴに着いた
ペリグリーノの気持ちを
十分分かってる人が作ったんだろーなー、この宿。

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大聖堂から20分ぐらい歩くけど
ここだけで完結してしまうため
外に出る必要なし。
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最後にペリグリーノと思う存分
交友できつつ
いびきの大合唱なしに個室で眠れる。

まるで居心地のいい老人ホーム!!
ペリグリーノのもうひとつの【聖地】!

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みんなに別れをいう
ドイツ男ポール。
平均年齢高めのプリミティボの中では
ダントツの最年少、20歳。
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みんな元気でね。

そんなこんなで
ここに2泊してしまい
次の日歩きだすのが
もんのすごく億劫でした。

でも歩いたよ。
地の果てMUXìAまで。
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ブエンカミーノ♪

















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