怒りのミカン The Angry Oranges

2016年08月

ログローニョ。リオハ。
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サンティアゴ教会併設の当アルベルゲ。(巡礼宿)
教会には今、
ふたりのセミナリスタ(神父研修生)がいて
彼らもアルベルゲの仕事を手伝ってくれる。
彼はベトナム人学生のHoat。
いつも本ばかり読んでいて
かなりクール。
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↑ っつーか、でっかいトマトでしょ。

今日のシェフはドイツ人兄弟。
いつもキッチンでのペリグリーノたちとの
雑談の延長で声かけて
「料理好き? じゃあ今日の夕食
作ってみる? 野菜スープ30人前!?」
とかいってスカウトします。
もちろん、みんなで手伝うけど
主となるシェフは必要ですからね。
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さぁ、テーブルの準備は整った。
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そして終わった。

これは仕事のあとのくつろぎの1杯。
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ブエンカミーノ♪


教会の鐘。
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一般人は立ち入り禁止の
鐘塔の上まで登って
町を眺められるのは
ボランティア(非一般人?)の特権。
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こーゆーこととか、
いろんなおもしろい人に出会えるのは
どんな給料よりも価値がある、
と思いたい。
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↑ 労働仲間、イタリア女

8月のハイシーズン、
毎日いろんなペリグリーノ(巡礼者)がやってくる。
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夕食・朝食付、寄付制のアルベルゲ(巡礼宿)。

いくらカッコよくても
お金持ちでも、
社会的地位が高い人でも、
食事の準備も後片付けも手伝わないひとは
ぜんぜんダメーーーーー!
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一生懸命みんなのために力を貸してくれる
こんなペリグリーノがわてらは大好き♪
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↑ 本日のシェフ: 父・息子とその友達巡礼者


しかーし、
モップをかけた直後に
土足で入り込んでくる巡礼者は
叩きます! 

2部屋を4人でシェアしなきゃいけないのに
個室じゃないと眠れない、
あの娘とはやだ、
と自己主張の激しい
ボランティアその2(メキシコ女)も
どーにかして!
しかも朝の掃除、自分の分担だけ終えたら
まだ他に終わってない人がいるのに
ヘルプの声もかけずに
とっとと自分だけシャワーへかけこむ
ボランティアその2(メキシカン)。
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……いや、いかんいかん。
最近疲れてきたかな。
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あんまり時間ないけど
これ読んでくれてる日本人の我が友たちよ
元気でね。
(あれ、死ぬわけじゃないよ)
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ブエンカミーノ! 
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カミーノ7回目。77歳。
少年サッカーのコーチ。
近年トライアスロン200km(水泳3km+自転車150km+フルマラソン42.5km)完走最高齢者のタイトルを獲得。
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「今年は自転車のタイムで引っかかっちゃって
完走できなかった」
と残念そうに言っていた。

去年、ESTELLAという町の
アルベルゲで出会い、
「またね!」
と言い合ったけど
今年もまた
ペレグリーノ(巡礼者)とオスピタレーラ(ボランティア)として会えるなんて!

さっそく夕食用の
そら豆の皮むきを
私に手伝わされるナガタさん
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しかし夕食の時間になっても庭に降りてこず
巡礼者全員で
「ナガターーー!」
と呼んだら、
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「こんなのを準備してたんでね」
と私ともうひとりの女性ボランティア・エバ
にプレゼントしてくれた。
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↑ 松ぼっくりに挿した花。
スタンドの紙コップと松ぼっくりは、
このために日本から用意してきてくれたんだって。

「EVA、あなたは心の中に‘’絵‘’に書いたような
美しい‘’庭‘’を持っていますね」
ペリグリーノの顔を見て、
その人の名前を漢字におきかえ、
筆で書いてプレゼントしてあげる大先輩。

すごい方なのに
誰よりも低姿勢で
いつもニコニコ。言葉など関係なく
みんなに笑顔と優しさをふりまいて
日本人の鏡みたいな人。
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このアルベルゲ名物の
夜のミーティングで
輪になって
ひとりづつ日が灯ったキャンドルを持ちながら
ひとこと言って
隣の巡礼者にパスするコーナーがあるんだけど。

「I am from Japan. I am 77 yeards old.
Camino de santhiago is ....」等、
堂々と、一生懸命にスピーチするその
古き良き日本映画みたいな光景、姿に
わては涙がでそうになった。
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↑ 今年はカミーノのドキュメンタリーを作成中
という、韓国人男性に
密着されながら歩いていたよ。

ブエンカミーノ、ナガタさん。
また飲もうね!
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albergue San Juan Bautista,
アルベルゲ・サン・フアン・バウティスタ、
Grañónグラニョンでの日々
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行くか迷っていたら
「グラニョン? 絶対行ったほうがいいよ」
と去年のボランティア仲間に言われたアルベルゲ(巡礼宿)
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毎日、ペレグリーノ(巡礼者)みんなで
準備して夕食
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歌ったり、踊ったり。
夜は教会の一角で
キャンドルトーク
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なかなか楽しかったです。
仕切るのも、眺めるのも。
寄付制で夕食・朝食付、
しかも美しい教会宿だから
ペリグリーノたちの入り(はいり)がまず違う。

「こんな宿に10ユーロ!!?」
と怒る、歩き疲れた巡礼者たちを
なだめ、受け入れるとこから始まる
前アルベルゲ(人間性出まくり!)とは
全然違って
簡単っちゃ簡単でした。
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と、書いている今はもう別のアルベルゲにいます。
この夏三軒目。
どんだけ働くんだおれ?
are you crazy?
と昨日言われたけど、ホントーに!

どこ行っていいか分からないから
せめて金のかからない場所で
誰かの、カミーノの役にたってるならまいっか。
そんな感じです。
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ブエンカミーノ♪

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